ウコンサプリメントの正しい選び方

秋ウコンの健康効果のおさらい

 

井藤漢方製薬 高濃度秋ウコンエキス粒 約60日分 251mgX300粒

 

 

ウコンの効能はいろいろあるのですが、その効能のレベルについていまだ未知数的なものもあります。ここでは代表となる秋ウコンの効能ということで列記します。

 

 

まずは循環器系への効能です。これは抗酸化作用によるもので、LDLコレステロールの酸化抑制、血栓予防、動脈硬化などの効果です。消化器系への効能(秋ウコン、紫ウコンの両方)は、食欲不振・消化不良の改善効果です。

 

 

内分泌・代謝系への効能は、ウコン特有のクルクミンが作用します。クルクミンが体内で変化したのが「抗酸化物質テトラヒドロクルクミン」という成分で、これには肝臓の解毒作用があります。

 

 

胆汁分泌促進への効能は秋ウコン・紫ウコン共にあります。皮膚への効能は、外用による紫外線からの皮膚の保護作用です。クルクミンは免疫系への効能もあり、大腸がん、腎臓がん、皮膚がん、乳がん、前立腺がんの予防効果があります。

 

 

このように注目の成分となるのはクルクミンです。これはポリフェノールの一種で、クルクミノイドに分類され黄色の天然色素です。ウコンはこのクルクミンを多く含んでいるわけで、インド、中国などでは黄疸などに効く生薬として古くから利用されています。

 

 

日本でも、江戸時代中期には肝臓薬、胃腸薬、強心薬として利用されていました。クルクミンの働きで注目されるのは肝臓に対する効果で、特に代謝や解毒などに対して重要な役割を果たしています。解毒とは、体内に入ったアルコールなどの有害物質を無害化(解毒)する作用です。クルクミンは胆汁分泌を促進し、肝臓の機能を向上させます。ポリフェノール特有の強力な抗酸化作用もあり、免疫機能向上や生活習慣病の予防にも効果があります。